2024.10.16

ホームページ作成にかかる期間の目安は?期間短縮のコツも紹介!

目次

ホームページの作成を制作会社に依頼する際には、作成期間の目安を把握しておくことが大事です。
この記事をお読みいただければ、作成期間の目安と納品までの流れを理解できます。目標とする公開日がある場合も、そこに間に合わせるためにはどれくらい前から動き出せばよいのかを逆算して判断できるでしょう。
ホームページの作成を外部に依頼したいと考えており、特にスケジュールが気になる担当者の方は、本記事をお役立てください。

ホームページ作成にかかる期間の目安

ホームページ作成にかかる期間の目安は、作成の規模によって大きく変わってきます。まずは、3つの規模別に所要期間の目安を紹介します。

ランディングページの場合

まず、ランディングページとは集客を目的とした1ページだけのサイトです。
広告や検索結果から誘導されることが多く、商品・サービスの注文や申し込み、問い合わせなどを目的としています。
1ページのみとボリュームが少ないため、ランディングページは、約1カ月で作成可能です。

コーポレートサイトの場合

コーポレートサイトとは、会社の公式情報を発信するホームページのことで、主に企業関連の情報をまとめたものです。
具体的には、会社概要や事業紹介、社長メッセージ、ニュースリリース、採用情報、お問い合わせフォームなどが、コーポレートサイトにアップされるコンテンツの例です。テキストに加えて、企業の外観や社長の顔写真などの画像も掲載されることが多いでしょう。
作成期間はコーポレートサイトのページ数やコンテンツの内容によって変動しますが、10ページ前後のコーポレートサイトでは、2~3カ月が目安となります。

大規模なホームページの場合

ホームページの種類や新規で作成するページがどのくらいあるかによっても変わるため、ページ数だけで作成期間が決まるわけではありませんが、通常ページ数が増えるほど、作成期間も長くなります
あくまで目安ですが、30ページ程度で約3カ月半~4カ月、100ページで8~9カ月程度はみておく必要があるでしょう。数百ページに及ぶ場合は、作成に1年以上かかることもあります。

時間がかかる理由は?ホームページ作成の流れを知ろう

ホームページ作成に時間がかかるのは、完成までにさまざまな工程を踏んでいるからです。
ここからは、その主な流れを紹介します。一般的に、ホームページ作成の流れは、次の4つのステップに分けられます。

打ち合わせ

まず、ホームページ作成にあたって必ず行われるのが、制作会社との打ち合わせです。制作会社の営業担当者や担当ディレクターなどと打ち合わせをし、目的や規模などの要望をできるだけ明確に伝えます。
コーポレートサイトのように企業の顔となるホームページを作成する場合には、自社のブランドイメージやコンセプトが分かる資料を渡して、自社への理解促進を図る必要があるでしょう。
目的が共有でき、大まかな完成イメージが見えてきたら、作成方法や導入システムを決めていきます。
打ち合わせを入念に行っておくことで、見積もりの精度を上げられ、後からのトラブルも避けやすくなります。打ち合わせから発注までは、2週間~1カ月ほどが目安です。

企画・構成

発注後に、制作会社から企画・構成の案が提出されます。
具体的には、ページの内容や数を決めてサイトマップを作成します。サイトマップとは、サイト全体の構成や階層構造をツリー図の形に可視化したもので、全体像の把握と共有に必要なものです。
加えて、特に重要なページについては、ワイヤーフレームと呼ばれるページ単位の画面設計で、ページごとに必要な項目やレイアウトを確認します。内容や配置にズレがあれば、フィードバックして修正してもらいます。
企画・構成にかかる期間は、2週間〜1カ月が目安です。

デザイン

企画・構成が固まったら、デザイン作成に入っていきます。
まずは、ホームページのトップページをデザイン制作し、イメージと合っているか確認しながら、他のページも進めていきます。
トップページのデザイン提出までの期間は、1カ月が目安です。ページ数によっても前後しますが、残りのページの作成と確認作業を含めて、さらに1カ月程度かかるでしょう。
提出されたデザインがイメージと違う場合には、修正依頼を出します。修正依頼の量や回数が多いほど、作成期間は延びます。
ただし、修正がまったくないことのほうが少ないため、数回程度の修正が入る前提でスケジュールに余裕を持たせておくことが大事です。

コーディング

コーディングとは、HTMLやCSSなどのプログラム言語を使って記述する作業のことです。システム構築やSEO対策、ユーザビリティ対応なども行います。
コーディングが完了すると、公開前のテストサイトを実際に閲覧したり、操作したりできるようになります。誤字脱字や文字化けがないか、リンク切れがないか、画像の見え方がおかしくないか、ユーザー目線で使い勝手に問題ないかといった点を細かくチェックします。
コーディングの期間は、1カ月が目安です。最終確認をして問題がなければ、ホームページの公開準備は完了となります。予定していた日時にサイトを公開しましょう。

ホームページ作成期間をできるだけ短縮する方法

目安としてホームページ作成にかかる期間をお伝えしましたが、ホームページ作成期間をできるだけ短縮する方法もあります。
具体的には、次の3つを心がけることで、ホームページ作成をスムーズに進められ、結果的に作成期間の短縮につながります。

事前の打ち合わせで認識を統一させておく

1つ目は、事前の打ち合わせで、自社と制作会社の間での認識を統一させておくことです。
そのためには、まずは社内での認識が一致していなくてはなりません。ホームページの要件定義や設計、課題などを社内の関係者同士で話し合っておきましょう。
そのうえで、ホームページの制作会社とも綿密な打ち合わせを行い、イメージを共有しておきます。
認識にズレがあると修正作業が頻繁に発生し、時間を取られることになります。ホームページを制作する意図や狙い、達成したい目標を明文化しておくとよいでしょう。
また、イメージに近いホームページをピックアップしておくと、視覚でも認識を統一しやすくなります。

社内で責任者を決めておく

2つ目に、社内での責任者を決めておきましょう。ホームページは社外に公開されるものであり、コーポレートサイトなどは企業のブランドイメージにも直結します。しかるべき承認プロセスを経て、本番化されるべきでしょう。
しかし、プロジェクトの責任者が決まっていないと、最終確認を誰に取ればよいのかわからず、確認作業に余計な時間がかかってしまうことが想定されます。しかし、プロジェクト責任者がいれば速やかに承認を取ることができ、作業が円滑に進むはずです。
もし想定外の作業が発生し、見積もり以上に費用がかかってしまいそうなときにもすぐに判断を仰げるでしょう。
具体的にはホームページ制作チームを管轄する部の部長を責任者にするなど、ある程度体制を整えておくようにしておきましょう。

必要素材(画像や原稿)などを集めておく

3つ目に、ホームページにアップする画像や原稿などを先に集めておくことも有効です。
作成に必要な素材を前もって集めておくことで、制作会社のほうでもサイト全体の構成やページごとのレイアウトを決めやすくなります。
特に、インタビューや原稿作成、写真撮影などは時間がかかるため、早めに準備するのがポイントです。例えば、画像についてであれば「プロに依頼する」、「自分たちで撮影する」、「外部から購入する」の3択になるでしょう。
素材の入手方法を決めておき、社内で着手できるものについては随時進めておきましょう。インタビュー原稿についても最終化されたものをアップするだけで済めば、サイト上での確認作業を簡略化できます。

作成期間を知りたい場合は見積もりを依頼してみよう!

ホームページの作成期間は、作成する内容や事前の準備がどれだけ済んでいるかによって、大きく変わってきます。
ホームページの具体的な作成期間を知りたい場合は、制作会社に見積もりを依頼してみるとよいでしょう。「ホームページ.com」なら見積もりや相談は無料ですので、急いでいる場合も含めて、まずは気軽に納期について問い合わせてみてはいかがでしょうか。