2024.10.16

ホームページ作成は自分でできる?方法やメリット・デメリットを解説

目次

会社やお店、個人のホームページなど、自分で作ってみたいという人も多いでしょう。しかし、いったい、何から手をつければよいのか、分からない人も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では自分でホームページを作成する場合に必要なものや方法を紹介します。あわせて、自作のメリット・デメリットについても解説していきます。

ホームページ制作を自分でする際に最低限必要なもの

ホームページ制作・運営にあたっては、最低限サーバー・ドメイン・HTMLファイルが必要になります。それぞれどのようなものか、次から簡単に解説していきます。

ドメイン

ドメインとは、ホームページデータがある場所を示すインターネット上の住所のことです。
一口にドメインといってもさまざまなタイプがあり、会社のホームページを作成する場合は「.co.jp」、「.com」、「.jp」を使用するとよいでしょう。というのも、これらのドメインは知名度が高く、セキュリティ面も安心できるからです。
また、上記以外にも独自ドメインと共有ドメインもあります。企業のホームページには信頼性が高い独自ドメインの使用がおすすめです。

サーバー

サーバーとは、ホームページのデータ(HTMLファイル)を保管する場所で、例えるならばインターネット上の土地にあたります。
ホームページを公開するためには、サーバーを確保しなくてはなりません。自前で構築すればカスタマイズや設定は自由にできます。しかし、それにはサーバー本体を購入しなければならず、膨大な費用と構築のための専門知識が必要となります。
そのため、導入コストが安く、メンテナンスや初期設定を代行してくれるレンタルサーバーの利用が一般的です。

HTMLファイル

まず、HTMLとはWebサイトのコンテンツを作成するために開発された言語です。そしてHTMLファイルは、インターネット上の家にあたります。
インターネット上にWebサイトを公開するためには、サーバーにHTMLファイルをアップロードし保存する必要があります。

ホームページ制作を自分でする方法4選

ホームページ制作の方法は大きく4つあります。次から、それぞれの方法について詳しく解説していきましょう。

自分でコードを書く

HTMLやCSSなどのコードを書くことができれば、自分でホームページを作成することが可能です。HTMLは別名「マークアップ言語」といい、テキスト構成を指定する際に使用します。一方、CSSは別名「スタイルシート言語」といい、HTMLにデザインを反映させるために使用します。
これらの言語を使って、ホームページを作成するには、まずはサーバーとドメインを用意しましょう。次に、HTMLファイルを作成します。最後に、作成したファイルをサーバーに転送すればホームページの完成です。
HTMLやCSSを用いて自分で作成することのメリットは費用が安く済むうえ、カスタマイズや設定などの自由度の高いホームページが作成できることで、デメリットは専門的な知識と高度な技術が必要になることです。
HTMLやCSSを使ってホームページを作成するのは、初心者には難しいといえるでしょう。

CMSを活用する

CMS(Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム)と呼ばれる構築されたシステムを利用して、ホームページを作成する方法もあります。
CMSのなかでも、有名なのが「Wordpress」です。世界中でアップされているホームページのうち約30%がWordpressを使用しているほどで、Wordpressを使ってホームページを作成している大学や会社もあります。

Wordpressを使う際は、まずサーバーとドメインを用意しましょう。次に、パソコンにWordpressをインストールします。
テーマやプラグインを利用して作成したコンテンツを公開すれば完成します。CMSを活用するメリットはイチから自分で行う必要がないにもかかわらず、カスタマイズや設定の自由度が高いことです。
デメリットはホームページ作成時の問い合わせ先がないため、トラブルが発生した際のサポートがありません。そのため、自力で解決する必要があるでしょう。

このほかにも「Wix」、「ジンドゥー」、「Google Sites」、「STUDIO」といったCMSがあります。それぞれ「独自ドメインの利用の有無」、「テンプレート数」、「無料版の公開可能ページ数」などが異なります。比較検討して、作成したいホームページに合ったCMSを選ぶようにしましょう。

ホームページ制作サービスを利用する

ホームページ制作サービスを利用する方法もあります。すでにサーバー・ドメイン・HTMLファイルなどが揃っているため、これらを用意することなく、ホームページを作成することができます。
まず、サービスに登録しましょう。サービスによっては住所や氏名は不要で、メールアドレス1つで簡単に登録できます。なかには、FacebookやGoogleのアカウントを利用できるところもあります。
次に、作成サービスのなかから好きなデザインを選択し、コンテンツを作成しましょう。サービスが提示するメッセージに従って、クリックしていれば簡単にコンテンツを作成することができます。
最後に、「公開する」のボタンをクリックすれば完成です。手軽に作成できるというメリットがある分、自由度が低いというデメリットもあります。
さらに、作成に利用したサービスが終了した時点でこれまで作ったホームページも消えてしまうことも可能性としてはあります。
バックアップを保存しておくなどして、もしものために備えておくことが必要です。

プロに依頼をする

ホームページのプロに依頼すると、簡単に満足度の高いホームページを作成することができますが、その分費用がかかってしまいます
できるだけ費用を抑えて、クオリティの高いホームページを作成するためには重要ページのみプロに依頼し、残りは自分で作るといった方法もあります。
例えば、アクセス率が高いトップページや、下層ページでもクオリティにこだわりたい重要ページなどはプロに、ブログや記事のページは自分で作成・更新する方法です。
このように作成する箇所を分担すれば、重要なページのクオリティを維持しつつも、費用もある程度抑えることができるでしょう。

ホームページ制作を自分でするメリット・デメリット

自分でホームページを制作することは、メリットもありますがデメリットもあります。次から、メリット・デメリットについて解説します。

メリット

自分でホームページを作成するメリットは、コストを大きく抑えられることです。
無料の作成サービスを利用すれば、ほとんど費用がかかりません。WordpressをはじめとしたCMSを利用したとしても、大半は2万円以内で済みます。
また、制作会社経由で作成した場合、更新や変更をする際はお願いする必要がありますが、自作の場合は好きなタイミングで行うことが可能です。
更新や変更にも費用はかからないため、思い立ったときに気軽に行うことができます。

デメリット

ホームページを自作するデメリットは、時間がかかってしまうことです。
まず、イチからデザインを考える必要があります。特に、ホームページの顔であるトップページのデザインは重要です。
凝ったページにしたい場合、どうしても時間がかかってしまうでしょう。また、専門的な技術や知識も必要になります。加えて、訪問者が見やすいようなページ構成も考えなくてはなりません。
次に、やりたい機能や実装したいアイデアが思い浮かんだとしても、実現できるだけの技術や知識がないことも多いでしょう。
時間がかかったりアイデアに技術が伴っていなかったりする場合、作り始めたものの途中で挫折してしまうケースがほとんどです。これでは、ホームページを持って、お店や会社の宣伝をするチャンスを逃してしまいます。

ホームページ作成を自分でするなら適した方法を選ぶことが大切

自分でホームページ作成をする場合、自分に合った方法を選ぶことが大切になります。その際、重要なページのみプロに頼む方法も検討するとよいでしょう。
おすすめは「ホームページ.com」です。理由は「これまでに10,000社以上の制作実績があること」、「CMSで作成するため、自社での修正や更新が簡単にできること」、「アフターフォローが充実していること」が挙げられます。
この機会に相談してみてはいかがでしょうか。