2024.10.31

【2024年版】初心者必見!ホームぺージ制作の相場について徹底解説!

目次

 

ホームページ制作費用の相場

ホームページ制作の費用は、依頼する内容や規模によって大きく異なりますが、一般的には中小企業や個人事業主の方の場合、20万円前後からスタートすることが多いです。これは、基本的なデザインと機能を含むシンプルなコーポレートサイトの場合です。

より集客力アップを目指し、SEO対策スマホにも対応したレスポンシブデザイン安全なウェブサイト運営のためのセキュリティ対策などを追加する場合、費用はさらに高くなる可能性があります。例えば、ECサイト大規模なポータルサイトなど、複雑な機能カスタムデザインが必要な場合は、100万円を超えることもあります。

御社のビジネスに最適なホームページを作るためには、費用対効果をしっかりと考え、必要な機能予算を明確にすることが大切です。

 

制作の内容 費用の相場
テンプレートにはめていくタイプの制作をする場合 3万~10万円
オリジナルのものを制作する場合 20万円~100万円以上
テンプレートをカスタマイズして準オリジナルとして制作する場合 20万円~30万円前後
ECサイトの制作をする場合 50万円以上
独自システム(CMSなど)の構築を含んだ制作をする場合 100万円以上

名刺代わりの会社案内用ホームページ

名刺代わりの会社案内用ホームページは、比較的シンプルな構成であることが多く、相場は10万円から30万円程度です。このタイプのサイトは、会社の顔として、お客様に信頼感を与えることを目的としています。

シンプルながらもプロフェッショナルな印象を与えることが大切です。会社情報サービス内容簡潔にわかりやすく伝えることで、見込み客の問い合わせに繋がりやすくなります。

デザインは、会社のイメージに合わせて選ぶことが重要です。デザインテンプレートを活用することで、コストを抑えつつ洗練されたホームページを作成することも可能です。しかし、よりオリジナリティを出したい場合や、競合他社との差別化を図りたい場合は、オリジナルデザインの制作を検討しましょう。オリジナルデザインの場合、30万円を超える可能性は十分にあります。

ネットショップなど通信販売用のホームページ

ネットショップなど通信販売用のホームページは、商品の管理や決済システムなど、多くの機能が必要となるため、相場は50万円から100万円以上となることが一般的です。さらに、在庫管理や顧客管理、マーケティングツールの導入など、追加機能を必要とする場合は、費用が増加することがあります。

テンプレート使わずに完全オリジナルのホームページ制作を依頼する場合、デザインや機能のカスタマイズが必要となるため、相場は100万円以上となることが多いです。具体的な費用は、必要となる機能や規模によって大きく変動します。

もし初めてのECサイト制作であれば**「ショップサーブ」「フューチャーショップ」「カラーミーショップ」**などの既存のサービスに利用がおすすめです。

無料のもので「store's」「BASE」のようなサービスもあるのでまずはそちらから試してみるのもいいでしょう。ホームページ作成機能とセットになったサービスであれば、「Wix」「Jimdo」などのECサイト用の有料プランがあります。

いずれにせよ制作目的がECサイトであればいくらかのランニングコストがかかるものだと想定しておくと賢明です。

お問合せ・売上をとるための集客用ホームページ

集客用のホームページを作成にする場合にはデザイン性だけではなく導線設計も含めて緻密な計算が求められます。コンテンツや写真を工夫しながら効果的に配置することでユーザーの興味を惹き、成約まで結びつけることが求められます。

どうしても名刺代わりのコーポレートサイトよりも費用感は上がります。 完全オリジナルデザインで制作会社に依頼するなら20~30万円以上テンプレート利用なら5万円前後~30万円かかると見込んでおいた方が良いでしょう。

SEO対策やリスティング広告を用いてまずはホームページにユーザーを集める必要がありますので、集客が軌道に乗るまでは継続的に費用が発生することが多いです。効果的な広告運用のために、制作だけではなく集客やマーケティングに強い制作会社を選ぶことも重要です。

制作後も運用サポートをお願いする場合には会社によってコンサルティング費用が発生することが多いです。

ホームページ作成費用の内訳は?

いざホームページを作成したいと考えても、費用相場がわからずに困っている人もいるのではないでしょうか。ここでは、ディレクション・デザイン・コーディング・SEO対策といった内訳ごとに紹介します。

ディレクションにかかる費用

一般的に、ディレクションとは「指示や指揮・進行管理を行う」という意味です。
ホームページをスムーズに作成するには、各工程の指示や進行管理を行うディレクションが必要になります。 具体的にいうと、ディレクションを行うディレクターが制作会社の窓口となって、クライアントとのやり取りを行う仕事です。また、企画構成や案件定義をしたうえで、デザイナーやエンジニアにどのようなホームページを作成するのかの指示も行います。
ホームページ作成費用のなかには、ディレクターが工程の指示・進行管理をするための費用も含まれていて、費用相場はホームページ制作料金の20%程度で5万~20万円程度です。

デザインにかかる費用

ホームページのデザインは、専用ツール(Adobe XD、Photoshopなど)を使って行います。
デザインを行うときに、写真素材やアイコン素材などが必要ですが、これらを制作サイドが用意した場合、素材費用が上乗せされる可能性がある点は押さえておきましょう。
デザインにかかる相場は、トップページが約5万円~、デザイン性の高いこだわったトップページを作成したい場合は50万円以上かかるケースもあります。
一方、テキスト中心のシンプルなページの場合は、5,000円~8,000円程度が目安です。下層ページであっても、機能性の高い複雑なページであれば、5万~6万円以上かかることもあります。
ホームページのデザインは、こだわればこだわるほど作業時間や費用がかかってしまう傾向にあると言えるでしょう。

コーディングにかかる費用

コーディング費用とは、ホームページのソースコードを作成するためにかかる費用のことです。
ソースコードは、ホームページの設計図通りにプログラミング言語(HTMLやCSS、JavaScriptなど)を使って作成します。また、デザインをコード化すればリンクや動きなどをつけることが可能です。
コーディング費用の相場は、トップページが1万~3万円程度、下層ページは8,000円~2万円程度が目安となります。ただし、デザイン費用の場合と同じく、こだわればこだわるほど費用も上がっていくため、注意が必要です。
また、スマホやタブレットなど対応デバイスに合わせて画面を最適化するためには、レスポンシブデザインを作成しなくてはなりません。追加でレスポンシブデザインを依頼する場合の相場は、「パソコン画面のみの制作費用×約1.4~1.7倍」が目安です。

SEO対策にかかる費用

ホームページのアクセス率を上げるためには、「Yahoo!」、「Google」などの検索サイトでユーザーが検索をした際にできる限り上位に表示されなくてはなりません。
上位に表示されるホームページを作成するには、「SEO対策」が重要となるため、制作会社ではコーディング作業の工程で内部SEOを行ってくれるところも多い傾向です。
コーディング作業と一緒にSEO対策を行う場合、基本的に別途費用はかかりません。しかし、SEO対策に強い制作会社の場合は、コンサルティング料金として費用が別途かかることがあります。コンサルティング料金は、約10万~100万円以上と、どのようなSEO対策を行うかによって費用に幅があるため、前もって予算を伝えておいたほうがよいでしょう。
また、ホームページのアクセス率を上げるには「アクセス解析ツール」の導入も役に立ちます。なぜなら、アクセス解析ツールを入れることで自社ホームページの閲覧数や滞在時間といった訪問者の情報を細かく把握することができるからです。ツールを使って手に入れたデータは、ホームページをリニューアルする際に役立てることができるでしょう。
「Google Analytics」をはじめ、多くのアクセス解析ツール自体は無料ですが、制作サイドに設置してもらう場合は別途費用がかかるため、覚えておきましょう。
SEO対策にかかる費用の相場は、約3万~5万円程度です。

依頼先ごとに紹介!ホームページの作成費用の相場

ホームページ作成と一口にいっても、依頼する先によっても作成する費用が大きく異なる傾向です。
そこで、ここではホームページ作成費用の相場を「広告代理店」、「ホームページ制作会社」、「フリーランス」といった依頼先ごとに紹介していきます。

広告代理店に依頼する場合

広告代理店を通してホームページ作成を依頼する場合、相場は約100万~500万円です。
この場合、実際の作成は広告会社のパートナーとなる制作会社が行うため、少なくとも制作費の約20~50%のマージンが広告会社に取られます。
しかし、広告会社はたくさんの制作会社を抱えているため、発注者が求めているものと制作会社の得意分野がうまくかみ合えば、質・集客力ともに高いホームページができあがるでしょう。
ただし、マージンの分の料金は上乗せされるため、ある程度の予算がないと発注するのは厳しい一面があります。

ホームページ制作会社に依頼する場合

ホームページ制作会社へ直接依頼する場合は、約20万~100万円と費用に幅があります。
なぜなら、制作会社の規模によって提示する額が異なるからです。例えば、中小規模の制作会社の場合は約20万~40万円、大手の制作会社の場合は約100万円が相場の目安となります。
ホームページ制作会社にいるスタッフは、ホームページ作成のプロとなるため、質の高いホームページが期待できるでしょう。ただし、ホームページ制作会社によっては得意分野や苦手分野があるため、「集客が目的なのか」、「ブランディングが目的なのか」など、目的に応じたホームページ制作会社の選定をすることが必要です。

フリーランスに依頼する場合

フリーランスに依頼する場合の制作費用の相場は、約10万~50万円と言われています。
メリットは、格安で作成できるケースが多いことです。
しかし、能力の高いフリーランスもいれば、経験が浅くスキルも不安定なフリーランスもいるなど、フリーランスの経験やスキルは人によって大きく異なります。そのため、依頼先の選定には注意が必要です。また、ホームページを作成できても、なかには完成後の運用・保守サービスなどに対応できないケースもあります。
これらを踏まえたうえで、フリーランスに依頼する場合は「どこまで対応してもらえるのか」について事前に確認し、納得してから契約をしましょう。

ホームページ制作費用をできるだけ安くするコツ

ホームページ制作の依頼先を選ぶときは、複数社へ相見積もりを取って比較することが大切です。
依頼する前に、「どのようなホームページを作成して欲しいのか」について明確にしておけば、余計なものを頼む失敗を防ぐことができるでしょう。
また、写真やイラスト、動画、掲載したい文章のテキストなどの素材を依頼先に頼むと、別途費用がかかる可能性があるため、自社であらかじめ用意しておくと安く抑えることが期待できます。
また、デザインや機能面に強いこだわりがない場合は、依頼先が用意したテンプレート通りにホームページを作成してもらうことも安くするコツの一つです。
デザインやレイアウトを考える必要がないテンプレートを使えば、制作サイドの手間がかからないため、費用が安く済みます。逆に、細かいこだわりがある場合はデザインにかかる作業時間や工程数などが増えて、費用が高くなる傾向です。そのため、「この範囲であれば妥協できる」というラインを決めたうえで、受け入れる気持ちを持っておくことも必要でしょう。

まとめ

ホームページ制作の費用は、依頼内容や規模、機能の複雑さによって大きく異なります。基本的なホームページであれば20万円前後からスタートし、カスタマイズや追加機能を希望する場合は、費用が増加することがあります。

この記事を見ていただいてわかる通り、ホームページ制作の相場はあってないようなものです。他の商品に比べて依頼する側にもある程度の知識がないと費用感がいまいちわかりにくいと思います。

制作するホームページの内容や、どこに頼むか、どこまで頼むかによって費用は大きく変わるので、最初にもらった見積りで決めず、様々なところに相談すると良いでしょう。

適正なホームページの価格とはすなわち、「あなたにとって必要な機能のみを備えたホームページ」の制作費用です。そのためにホームページに求める機能、その先にある目的を明確にしてから依頼するようにしてみてください。

例えば、「ホームページ.com」なら「見積もり」、「相談」、「初期費用」、「ページの更新」が無料のため、通常よりもホームページの制作費用を安く抑えることができます。
さまざまな業界のホームページ作成事例を掲載しているため、自社のイメージに合うものを探して見積もりをしてみましょう。