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そのためメリットとデメリットを両方とも把握したうえで検討することが大事です。そこで今回は、まずホームページ作成のメリットを詳しく説明し、続けて代表的なデメリットも紹介します。
企業がホームページを作成する7つのメリット
ホームページを作成した企業は多くの面で有利になります。以下に紹介する7点は、そのなかでもメリットとして特に重視されているものです。ネット経由で集客ができる
企業が利益を上げるには、集客力を高めていくことが必要です。それをネット経由で行うにあたり、ホームページは非常に効果的な働きをします。自社の商品やサービスに関心がある見込み客も、店舗に足を運んだり資料を取り寄せたりするなど、積極的に行動するとは限りません。
一方、ホームページを用意しておけば、スマートフォンなどで気軽にチェックしてもらえます。自社の存在すら把握していない潜在顧客も、何かのきっかけで見てくれる可能性があるのです。
このように既存顧客以外へのアプローチも容易になるため、うまく運用することで売上拡大を促進する集客ツールになるでしょう。
企業としての信頼感が向上する
新しいインフラとしてインターネットが定着し、ホームページを持っている企業が増えました。企業の情報を得たいときに、とりあえずインターネットで調べようとする顧客も多いです。この際にホームページが存在しないと分かれば、それだけで自社に対して違和感や不安を抱くことになりかねません。そのようなリスクを排除して信頼度を上げたいなら、ホームページを早めに作ることが必要になります。
コンテンツの更新頻度を高くキープして、経営の実態を分かりやすくすることも、信頼度のアップに有効です。自社で取り扱う商品やサービスに加え、理念なども詳しく掲載することで安心感を与えやすくなります。
情報発信ができる
ホームページは情報発信の強力なツールとしても活用されています。たとえば、新しい商品やサービスに関するお知らせも、発売の時期を考慮して手軽に発信が可能です。一方、コラムのような読み物の形式で、お役立ち情報を積極的に紹介している企業も見受けられます。
いずれにせよ、こまめな情報発信がユーザーの信頼感や親近感につながるのです。
自社に対する心理的なハードルが下がり、新規顧客になってくれる可能性が高まります。すでに購入の経験がある人の場合は、売上に結びつきやすいリピーターになることを促せるでしょう。
営業ツールとして活用すれば売上が向上する
営業活動の目的として、自社の商品やサービスを知ってもらうことが挙げられます。インターネットが発展する前は、その目的を達成するためにアポ取りや外回りをするのが一般的でした。しかし、ホームページに商品などの情報を詳しく掲載しておけば、このような手段で伝える必要性が下がります。
メールやDMでURLを案内するなど、いわゆるインサイドセールス中心のスタイルに移行が可能です。そして、ホームページはその要となる営業ツールとして重宝されています。
また、顧客と対面する従来のスタイルでも、ホームページは役に立っているのが実情です。商談の際にタブレットなどで見せることにより、企業のパンフレットとしての役割も果たしてくれます。
アクセス解析データをマーケティングに活用できる
ホームページの運用者はアクセスに関する多様なデータを得られます。これはアクセス解析と呼ばれており、獲得したデータはマーケティングの材料として価値が大きいです。訪問が増える時間帯をはじめとして、平均滞在時間や直帰率なども分かります。検索エンジンからの流入があった場合、使用されたキーワードも把握が可能です。
アクセス元の地域やデバイスを割り出せるため、それらをもとにユーザーの情報も集めやすくなります。なお、もっと直接的なデータ収集の手段として、アンケートの設置も効果を期待できます。
ホームページ上に設けておくと、自社や商品に対する要望を知る機会が増えるでしょう。
広告費や人件費を削減できる
企業が利益を着実に伸ばしたいなら、うまく経費を減らしていくことも欠かせません。その手段としてホームページは有効であり、広告費も節約できるようになります。ユーザーが検索して訪問するという流れが機能していると、チラシの作成や配布などにかけるコストを削減できるでしょう。先ほどお伝えしたように、営業ツールとしてホームページを活用している場合、わざわざ商品を紹介しにいくような手間も省けます。
その分だけ交通費をカットできますし、営業担当者を減らすことで人件費を抑えることも可能です。
求人募集のツールにもなる
労働力人口の減少が進んでおり、従業員不足で悩んでいる企業は少なくありません。ホームページは求人募集のツールとして、この課題の解決にも貢献しています。なぜなら現代の求職者にとって、インターネットは求人案内を探す主要な手段だからです。応募先の候補をいくつか比較する際、それぞれの公式ホームページで得られた情報を判断材料にする人もいます。
なお、企業としては求人案内を求人サイトや情報誌に掲載するという選択肢もあります。しかし、この場合は広告費用が必要になるため、長期的に採用活動を続けるのは難しいケースもあるでしょう。
自社が保有しているホームページなら、ずっと掲載していても広告費用は発生しません。
ホームページ作成にはデメリットもある?
ホームページ作成にはデメリットがあることも忘れてはいけません。代表的な2点を以下に紹介するので、この機会に確認しておきましょう。作成や運営にコストがかかる
ゼロからホームページを作る場合、さまざまな種類のコストがかかります。たとえば、サーバーやドメインがなければ作成できませんし、運用が始まってからも利用料を支払わなければなりません。また、そもそも自社でホームページを作れないなら、制作会社に依頼する必要があり、別途費用が生じることになります。
具体的な金額は制作会社の料金設定によって異なるので、事前にしっかりチェックすることが重要です。一般的には、ホームページの規模や実装する機能など、依頼したい内容によって大きく左右されます。
ノウハウを持った担当者が必要
ホームページを十分に活かしたいなら、そのノウハウを有する担当者が不可欠です。サイト設計やコンテンツ作成に加え、SEO対策にも精通していないと、アクセス数を伸ばすのは難しいでしょう。運営方法についても把握している必要があり、問題が発生したときにはスムーズな対応が求められます。
また、企業のイメージにも直結するため、ホームページの情報を更新していく担当者の責任は大きいです。個人情報の漏えいやコンピューターウイルスに対する備えも重要で、これらのノウハウを持った人材も確保しなければなりません。
ホームページを持たないデメリットについても考えてみよう
ホームページ作成について検討する際、ホームページを持たないデメリットを考慮することも大事です。たとえば、潜在顧客を集める経路としてネットを活用しづらくなります。また、ホームページが存在しないという事実は、顧客にネガティブな印象を与えやすいです。
経営の実態が見えづらいだけでなく、積極的に情報を発信できない理由があると勘違いされかねません。そのような状態で顧客の信用を得るのは容易ではないでしょう。
ホームページを有するライバル企業が、自社と同じ商品やサービスを扱っている場合、購入希望者はそちらに流れることが懸念されます。
低価格で自社のホームページを作成してみよう!
費用面のデメリットが気になって、ホームページ作成に踏み切れない企業も見受けられます。この場合は、リーズナブルな価格設定の制作会社を選択することが得策です。そういった制作会社として、初期費用0円から作成できる「ホームページ.com」が挙げられます。低価格と高品質を両立していることが大きな特徴です。まずは気軽に相談や見積もりの依頼をしてみると良いでしょう。