2024.10.16

ホームページ作成後にかかる費用は月額いくら?目安金額や内訳を解説

目次

自社のホームページを作成するときには、その後にどのような費用がかかるのか、相場感も含めて把握しておくことが大事です。
ホームページは作成した後にも維持費がかかり、さらに管理を自社で行うか、外注するかで金額が異なってきます。この記事では、ホームページ作成後にかかる月額費用やその内訳、コストを抑える方法などについて解説します。

ホームページ作成後に発生する月額費用

ホームページを作成した後には、運営や管理の維持費用が発生します。
月額いくらになるかは、管理の方法によって異なります。ここでは、代表的な4つのパターン別に、おおよその月額費用を解説しますので、予算に合わせて最適な方法を選びましょう。

自社で更新や管理をする場合

自社に知見やリソースがあれば、社内で更新や管理を行えるでしょう。自社で管理する場合は、外部に委託する保守費用がかかりません。
このパターンでは、コンテンツの更新や修正は自社で行うか、必要になったときにその都度制作会社に依頼することになります。また、自社で管理する場合でも、ホームページ運営に最低限必要なサーバーやドメイン、SSL費用がかかります(SSL費用は無料の場合もあります)。
それ以外には無料で利用できるホームページ作成サービスを使う方法もあり、ドメインにこだわらなければ、費用は発生しません。
まとめると、自社で更新管理する場合の月額費用は無料~5,000円程度です。

最低限の管理を外部委託する場合

最低限の管理を委託する場合には、保守・管理費用が発生します。
最低限の管理とは、コンテンツの更新や障害が発生した際の対応などを指します。会社にもよりますが、これらの作業を含む外部サービス費用の相場は、5,000円~2万円ほどです。
コンテンツの更新頻度が月に数回程度であればこれくらいが相場です。大幅なデザイン変更や新規コンテンツの追加などがあった場合は、別途追加料金が発生するでしょう。
また、最低限の管理に、障害対応まで含めてくれるかどうかは、会社によります。
外部サービスの一般的な相場にサーバーやドメイン、SSL費用を合わせると、必要な月額費用は1~2万円ほどになります。最低限の管理のみ外部委託するのは、一般的な管理費用として最も多いパターンです。

充実した管理を外部委託する場合

コンテンツの更新や障害対応のほか、アクセス解析や月次パフォーマンスのレポート納品も含むサービスを利用する場合は、2~5万円が相場となります。
コンテンツの更新頻度が高い、いざというときに備えて障害対応を手厚くしたい、ホームページの月間利用者数やよく見られているページを把握したい、といった場合には、このパターンになるでしょう。会社によってサービスの内容が異なるため、作業してもらえる範囲を事前に確認しておくことが大切です。
また、アクセス解析の結果などのレポートはもらえても、この価格帯では本格的な集客コンサルティングは受けられないのが一般的です。ホームページ作成後にしっかりとPDCAを回して、集客対策も実施していきたい場合には、さらに上のレベルの業務委託が必要になります。

集客も外部委託する場合

ホームページ運営の目的が集客であり、さまざまなコンサルティングを受ける場合は、5万円以上が相場です。
この価格帯になると、例えばアクセス解析の結果から流入経路や離脱率などを分析して施策の提案を得たり、CV率を高めてホームページで売上をアップするためのアドバイスを受けたりできます。
専門の会社から、本格的なSEOコンサルティングを受ける場合は月額20~30万円かかることも珍しくありません。本格的なコンサルティングにはWebマーケティングの知識も必要になります。
そのため、ホームページの運営・管理は制作会社に、コンサルティングはWebマーケティングの会社にと、委託先を分けているケースもあります。

ホームページ作成後に発生する月額費用の内訳

ホームページを作成後、運営や管理にかかる月額費用は、最低限必要な維持費、更新管理費、販促費の3つに大きく分けられます。ここでは、それぞれの内訳について解説します。

最低限必要な維持費用

ホームページを維持するためには最低限、ドメインやサーバー、SSLの費用がかかります。
サーバーは自前で構築することもできますが、レンタルサーバーを利用すること一般器です。会社とプランによりますが、レンタルサーバーの利用料は月額で数百円から数千円程度です。
ドメインは、ドメイン取得サービス会社を通じて取得でき、取得費に加えて更新費がかかります。「.com」や「.jp」など、取得するドメインによって異なりますが、取得費はおおよそ1,000~2,000円程度、更新費用は月額に置きかえると数百円から1000円程度が目安です。

SSLはサーバーの会社によっては無料で提供されることもあります。ドメイン認証や企業認証、EV認証があり相場は異なります。
ドメイン認証レベルは無料から使えますが、企業認証やEV認証は年額で数万円かかるのが一般的です。ホームページ内で顧客の個人情報を取り扱う場合には、最低でも企業認証レベル以上のSSLを採用するのが望ましいでしょう。

更新・管理費用

ホームページを自社で更新する場合は、更新費用は必要ありません
制作会社に更新を依頼する場合には、「テキスト修正は〇円、画像の差し替えは〇円」などと更新を依頼する度に支払うプランと「月に〇回対応までで〇円」などの月額制プラン、2つの料金体系から選べます。
管理費用には、バグ対応費用やセキュリティ対策費用、WordPressで作成した場合はアップデート費用などが含まれます。バグ対応費用は、自社でバグの修正ができれば発生しません。自社での対応が難しい場合は外注が必要です。
作成から1年以内のバグについては無料で修正してくれる会社が多いので、文字化けやデザイン崩れなどのバグを見つけたら早めに連絡するようにしましょう。
セキュリティ対策費用はサーバーによって、サーバー代に含まれる場合と別途請求される場合とがあります。

販促費用

販促費とは、SEO対策やアクセス解析、ネット広告などにかかる費用を指します。
自社で行う場合、ITやWebマーケティングの専門知識を持った人材が必要になります。難易度が高く、効果が出るまでに時間がかかることも傾向にあるため、専門会社に依頼するケースが多いでしょう。
費用の額はサイトの規模やSEOの対策範囲、SEO対策の依頼先などによって変動します。SEO対策費用は、月額固定型のほかに、作業レベルに合わせて1回ごとに支払うケースもあります。
広告費は数円から百万円レベルまでとバラつきが大きいため、まずは月額1~3万円程度からはじめ、費用対効果を見ながら予算を増やしていくとよいでしょう。

ホームページ作成後の月額費用を抑える方法

最後に、ホームページ作成後の月額費用を抑えるコツを紹介します。
コストを抑えるためには、自社で対応できる管理範囲を広げることが肝心です。自分たちで対応できる範囲が広ければ広いほど、委託費用を抑えられます。
具体的には、ホームページ制作を外注する場合には、CMSによる作成を依頼するとよいでしょう。CMSで作ったホームページであれば、専門知識がなくても自社でサイトの編集や更新を簡単に行えます。特に、更新頻度の高いページでは、維持管理費を大きく抑えられます。
なお、費用はかかってもサーバーやドメインは自社で契約することをおすすめします。
業者によってはレンタルサーバーやドメインの維持費用も含めた月額制のところもありますが、契約の終了によってホームページが表示されなくなる恐れがあるためです。また、ホームページ管理の委託先を変えることも難しくなります。

ホームページ作成後の月額費用を知り適切な管理方法を選ぼう

ホームページ作成後に必要な月額費用は、管理を内製するか外注するかで異なります。目的や規模に合った適切な方法で管理しましょう。
外部への委託を検討しているならば、「ホームページ.com」がおすすめです。累計10,000社を超える制作実績があり、幅広い業種での集客拡大に成功しています。また、CMSで作成するため、自社での修正や更新が簡単にでき、維持管理費を抑えられます。
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