2024.10.10

会社のホームページ作成はどうする? 必要性や作り方を解説!

目次

自社ホームページの新規作成を検討している担当者のなかには、何から手をつければよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。 なんとなく作成を検討しているだけでは、求めている仕上がりは期待できません。
自社ホームページの必要性を十分に理解すれば、盛り込むコンテンツ内容や訪問者に役立つホームページに仕上げられるでしょう。今回は、会社のホームページ作成の必要性や具体的な作り方について解説します。

会社のホームページはなぜ必要なのか

インターネットの普及とともに、法人設立にあわせてホームページを作成する会社も増えてきています。しかし、なかには自社ホームページを作成せずに営業を続けてきた会社もあるのではないでしょうか。
ホームページ作成には、コストがかかりますが作成するだけのメリットもあります。ここでは、自社ホームページを作成する必要性を説明します。

認知度や売上をアップさせる

何か情報や知識を得る際には、一般消費者や企業関係者など関係なくインターネットを通じてWeb検索することが主流です。会社のホームページを作成しWeb上で閲覧可能な状態にしておけば、検索をした人や企業の目に触れる機会が増えます。それにより、会社の認知度のアップや詳細な事業内容を世の中に伝える効果が期待できるでしょう。
また、営業ツールの一つとして機能させることも可能です。自社ホームページは、インターネット上に掲載し続ける限り、時間や場所に縛られずに人の目に触れる可能性があります。
そのため、常時働いてくれる営業ツールととらえれば、これほど効率よく集客できる方法はほかにないでしょう。
ホームページを閲覧した顧客が、商品購入や契約をすることで継続的な売上アップも狙えます。

会社に信頼性を持たせる

2012年に中小企業庁が実施した調査によると、ホームページを持つ会社は大企業で約95%以上、中小企業でも約80%です。こうした結果からも、自社ホームページがあるのが当たり前の時代となっていることが認識できるのではないでしょうか。
2012年時点でこの高い数字となっているため、時代が進むにつれて自社ホームページがない企業は、さらに希少な存在となるでしょう。
なかには、欲しい商品の情報を手に入れた際に、その商品の製造元や販売元などの会社を逐一検索する消費者もいます。なぜなら、信頼できる会社の商品を購入したほうが安心安全という心理が働くからです。
もし、自社ホームページがないことが判明した場合、消費者は購入や契約をためらう可能性が高まりかねません。場合によっては、公にはできない事業をしている会社と勘ぐられるケースもあります。
今どき自社ホームページがないのは、顧客目線ではないなど、不信感や不安感を持たれないためにも、自社ホームページを作成して信頼性を確保しておくことが重要です。

求人・採用にも役立つ

求人・採用は単に、求人広告を出せば優秀な人材が必ず集まるわけではありませんが、求職者も求人広告で気になる会社のホームページをチェックしている可能性があります。
特に、若い人の場合はホームページがない会社で働きたいと考える人は少ないのではないでしょうか。
求職者にとっては、ホームページで会社の特徴などの記載があれば、事業内容をより深く知ったり働くことをイメージしたりしたうえで応募することができます。
会社が求めている人材の採用機会を増やすことが期待できる点でも、自社ホームページは必要です。

会社のホームページを作成するには?

自社ホームページを作成する前には、仕組みや作り方を知っておくことが必要です。ここでは、ホームページ設置の方法や、仕組み、コンテンツの基本事項について解説します。

ドメイン・サーバー・ホームページ(ウェブサイト)が必要

作成したホームページの公開に必要なのが、ドメインです。ドメインを取得し、サーバー上にデータをアップロードしなければ、一般消費者などが検索したり閲覧したりすることはできません。
ここでは、ホームページ作成の前提知識となるドメインやサーバー、ホームページ(Webサイト)について解説します。

ドメインとは

ドメインは、「ホームページがインターネット上のどこに存在するのか」を示す役割を担います。ホームページを家に例えるのであれば、ドメインは表札や住所のイメージです。
ドメインは、URLと呼ばれるWebアドレスの構成要素となっています。例えば、「https://homepage296.com/」というURLの場合は「homepage296.com」がドメインです。これらは、トップレベルドメインやセカンドレベルドメインなどに細分化できます。
ドメインは、トップレベルドメインを扱っている上位機関のレジストリに対して、レジストラを介して登録しなければ運用などが行えません。会社がホームページを作る場合は、主にレジストラを利用することになりますが、このレジストラによって取得できるドメインの種類や利用料金は異なることがあります。
また、DNSレコードやwhoisガードといった付随サービスの有無で料金が変わる可能性がある点も押さえておきましょう。

サーバーとは

ホームページを構成するデータを保管する場所がサーバーです。ホームページを家とすれば、サーバーは土地にあたります。
自社でサーバーを構築することも可能ですが、導入のしやすさを考慮して、レンタルサーバーを契約したり利用したりする会社も多い傾向です。
多くのレンタルサーバーでは、WordPressなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム=記事作成ツール)の導入ができます。サーバーの費用は、決して安かろう悪かろうではない点も押さえておきましょう。
料金が高いから質がよいとも限らないため、サービスを入念に比較検討したうえでの導入先の選択が求められます。自社に合っているかどうかを基準に選ぶことが何よりも重要です。

ホームページ(Webサイト)とは

ホームページとは、インターネットブラウザに表示される画像や文字などの情報を閲覧できるページの集合体のことで、「Webサイト」とも呼ばれます。ただし、ホームページという言葉の使われ方は日本に限定されているといえるでしょう。
本来、ホームページと表現されるものは、Webサイトのなかでも最初のページ(トップページ)を指します。しかし、日本ではWebサイトとホームページを同義として扱っているケースが多い傾向です。
作成時には、念のためホームページという言葉が「トップページを指しているのか」、「自社のWebサイト全体を指しているのか」を正しく認識する必要があります。また、会社のホームページ作成においては、サイト内に掲載するコンテンツが非常に重要な点も意識しておきましょう。

会社のホームページに必要なコンテンツを作成する

会社のホームページは、見やすくおしゃれなデザインに仕上げることも重要です。しかし、コーポレートサイトとして必要な情報が不足しないことも心がけなければいけません。
ここでは、会社のホームページ作成時に設けるべきコンテンツについて解説します。

会社概要・事業内容

会社概要や事業内容は、会社の基本情報です。会社名や代表者名、所在地、電話番号のほか、設立年月日や資本金、従業員数や主要取引先などの正確な記載が求められます。
事業内容の紹介は、他社との差別化を図ることで独自性が出せ、営業効果を高められることが期待できるでしょう。

事例・実績

自社のこれまでの実績や、携わった事例などの紹介ページも重要です。顧客や利用者、取引先の声などを掲載すると訪問者の安心感や信頼感の獲得へとつながり、高い訴求効果が狙えます
その際は、顧客などの承諾を得たうえで掲載することが大切です。メディアに取り上げられた場合は、具体的なメディア名や反響とともに掲載すると、安心感や信頼感の獲得につながります。

お問い合わせ関連

お問い合わせフォームの設置も、設けたいコンテンツの一つです。24時間365日、問い合わせを可能な状態にすることで、営業時間外の連絡などにも対応できます。
また、問い合わせの専用フォームは文書記録としても活用可能です。訪問者の問い合わせの手間を省くために、「よくある質問」や「FAQ」のページを用意するのもよいでしょう。
多く寄せられる問い合わせ内容を随時追加することで、訪問者のニーズに応えやすくなります。

個人情報の取り扱い

「プライバシーポリシー」とも呼ばれる、個人情報の取り扱いについての記載も重要です。会社が取得した個人情報の利用目的や、開示請求先を正しく掲載します。
問い合わせフォームを設置したり、自社のホームページから直接商品を購入できる仕様にしたりする場合は、顧客に安心感を与えるためにも不可欠なコンテンツです。

採用情報

人材の確保を必要としているのであれば、採用情報のページも不可欠です。
掲載に関する制限の多い求人サイトと異なり、質・量ともに自由に採用情報の掲載ができる点が自社のホームページのメリットといえます。
募集要項や応募手順のほか、仕事風景の写真や社員インタビューなども公開しましょう。「求職者にわかりやすく伝えられる」といった点が、大きなポイントとなります。

会社のホームページを初期費用0円で制作しよう!

ホームページ作成の必要性を理解している場合でも、「ドメインやサーバーが理解できていない」、「コンテンツ作成に時間がかかる」など、ハードルは決して低くありません。自社でリソースが足りない場合は、ホームページ作成のプロへ依頼するのも選択肢の一つです。
例えば、「ホームページ.com」なら初期費用0円で会社ホームページの作成が依頼できます。累計10,000社以上の制作実績と充実のアフターフォローもあるため、安心です。