2024.10.10

フリーランスのホームページ作成は相場が安い? 安さの理由を解説!

目次

社内で会社のホームページを作成するリソースがない場合は、外部の業者へ依頼することが必要になります。その際、気になるのがホームページ作成の相場です。
一般的に、制作会社よりもフリーランスへ依頼するほうが安いといわれています。本記事では、フリーランスへホームページ作成を依頼したときの相場や、安い理由、メリット・デメリットについて解説します。

フリーランスにホームページ作成を依頼したときの相場

ホームページ制作会社へ依頼する場合、一般的なコーポレートサイトなら30万~300万円程度の費用がかかるといわれています。
しかし、制作会社ではなくフリーランスへ依頼すると、その半額以下の費用で請け負ってもらえる可能性があることをご存じでしょうか。ここでは、フリーランスにホームページ作成を依頼したときの相場について解説していきます。

全体的な相場は10万~30万円

フリーランスの場合、ホームページ作成費用の相場は約10万~30万円です。ただし、この相場は標準的なコーポレートサイト(会社の基本情報の掲載をはじめ、数点の画像をアップした10ページ前後)の場合となります。
また、ホームページの機能性やデザイン性などを高めたい場合は、フリーランスへの依頼でも高額になるケースもあるため、注意しましょう。

5万円以下の格安で作成するフリーランスも

フリーランスに発注する場合は、クラウドソーシングサイトを利用する人が多いのではないでしょうか。
クラウドソーシングサイトとは、さまざまな案件を受注したい人たちと発注したい人たちをマッチングさせる場のことです。クラウドソーシングサイトの場合、5万円以下の格安価格でホームページ作成を請け負うフリーランスたちが目につきます。
なかには、1万~2万円といった破格な値段で請け負うフリーランスもいますが、安易に飛びつくことはおすすめできません。
フリーランスの過去の作成内容や実績をチェックしたうえで、機能面やデザイン性で満足のいくホームページ作成ができるかを見極めることが大切です。

フリーランスのホームページ作成が安い理由

フリーランスへホームページ作成を依頼すると、相場と比べて価格が安くなる点は大きなメリットです。価格が安くても、有能なフリーランスであれば制作会社に匹敵するクオリティのホームページ作成が期待できます。
しかし、なぜフリーランスのホームページ作成費用は安いのでしょうか。ここでは、フリーランスのホームページ作成費用が安いと考えられる主な理由を3つ紹介します。

運営コストが抑えられる

フリーランスの場合、企画から制作まで基本的に1人でホームページの作成を行っています。間に会社などを介さないため、制作会社よりも人件費がかからずに済むことが多いです。
また、フリーランスの場合は自宅を仕事場にしている場合が多く、「オフィスにかかる設備費や光熱費などの固定費を抑えやすい」という理由もあります。
クラウドソーシングサイトを利用している場合は、広告・宣伝や営業にかける費用もほとんどないため、事業の運営コストを価格に上乗せしないで済み、低価格で提示できる傾向にあります。

効率化を実現しやすい

通常、ホームページを作成する場合、ディレクションや要件定義をはじめシステム開発やデザイン、コーディングなどを行う必要があります。制作会社の場合、これらの工程を分業していることが多いです。
一方、フリーランスの場合は一般的に全工程を一人で行うため、「分業する制作会社よりも効率化を図りやすい」という特徴があります。
また、低価格で件数を稼ぐためにテンプレート(ひな形)を使って効率化しているフリーランスも少なくありません。
もちろん、制作会社にもテンプレートはありますが、工程ごとに担当者が異なり複数のスタッフが入っていることが多く人件費がかかりがちです。制作会社の場合、その人件費を価格に上乗せしているため、フリーランス並みの低価格にするのは難しくなります。

実績づくりのために安く設定している

上述したクラウドソーシングサイトを利用しているフリーランスの場合、実績を作りたくて格安な価格設定にしているケースもあります。
例えば、登録して間もないフリーランスは取引実績がないため、なかなか案件を獲得することができない傾向です。そのため、あえて格安な価格設定で実績を作っていることもあり、この場合は狙い目といえるでしょう。
ただし、単にスキルや実績が不十分で顧客がついていない可能性もあるため、選定の際は気をつける必要があります。
例えば、「制作会社から独立して間もないフリーランス」、「他のクラウドソーシングサイトで実績がある」といったケースは、信頼度は高いでしょう。

相場が安いフリーランスに任せるメリットとデメリットは?

制作会社とクオリティが変わらないのであれば、相場が安いフリーランスへ依頼したいと考える人が多いのではないでしょうか。
ただし、フリーランスへホームページ作成を依頼する場合は、メリットだけでなくデメリットもあるため、しっかりと把握しておくことが大切です。ここでは、フリーランスへ依頼した場合のメリット・デメリットを紹介します。

フリーランスにホームページ作成を依頼するメリット

制作会社は、多くの案件を抱えているため、価格が安い案件は後回しになりがちです。
一方で、フリーランスは制作会社よりも抱えている受注数が少ない傾向のため、価格が安い案件でも優先してもらえたり、早く納品してもらえたりする可能性が高まります。
また、人件費や設備費が低く、格安案件でも利益を出せるため、制作会社では引き受けてくれないような小規模のホームページでも作成してくれる可能性が高いです。
さらに、一人で行っているケースでは直接コミュニケーションを取ることができるため、小回りが利きます。制作会社よりも、柔軟かつスピーディな対応が期待できる点はメリットといえるでしょう。
また、変更や追加発注を行う場合は、一般的に料金が発生しますが、フリーランスのなかには無料で対応してくれるケースもあります。

フリーランスにホームページ作成を依頼するデメリット

一人で運営しているフリーランスの場合に心配なのが、突然の廃業や音信不通です。
また、一口にフリーランスといっても技術が高いフリーランスもいれば、未熟なフリーランスもいます。場合によっては、格安で依頼できたものの低いクオリティで満足できないこともあるでしょう。
また、フリーランスの場合、一人であらゆることに対応しているため、得意な分野と苦手な分野があります。そのため、苦手な分野ではクオリティが著しく下がる場合もあり、最悪の場合は発注者の希望に対応してもらえない可能性も少なくありません。
加えて個人のリソースには限界があります。フリーランスへ依頼してホームページは完成したものの、アフターサポートや管理・運用まで手が回らない可能性もある点は押さえておきましょう。

フリーランスと制作会社のどちらを選ぶべき?

先述した通り、フリーランスは制作会社と比べるとホームページを作成する価格が安いというメリットがある半面、不安要素があります。しかし、トラブルが起きにくい案件であれば、安心してフリーランスへ依頼できるのではないでしょうか。
ここでは、フリーランスと制作会社のどちらを選ぶほうがよいのか、判断基準を解説します。

どんなホームページを作成するか

まず、決めておきたいのが「作成したいホームページがどのようなものか」です。その内容で、発注策を検討するのがよいでしょう。
例えば、大規模なホームページ作成や機能性が高いサイト構築を希望する場合、フリーランスでは十分な対応ができない可能性があります。こういった場合は、制作会社へ発注するのがおすすめです。フリーランスへの依頼に向いているものは、以下のようなものがあります。

・LP(ランディングページ)
・名刺代わりの簡易ホームページ
・WordPress構築 など

ホームページの管理・運用も任せるかどうか

ホームページは作成して終わりではないため、制作後の管理・運用をどのように行うかも重要です。
多くの制作会社は、アフターサポートまで対応できるスタッフをそろえています。例えば、アクセス率を増やすためには記事の更新をはじめSEO対策などの管理・運用面が大切です。
しかし、フリーランスへ任せた場合は、その後のサポートまで対応してくれない可能性があります。そのため、ホームページ制作後の管理・運用などトータルで依頼したい場合は、制作会社に任せたほうがいいでしょう。

フリーランスへのホームページ作成では相場以外の要素もチェック

フリーランスへホームページ作成を依頼すると、費用を抑えることが期待できます。安くても有能なフリーランスであれば、クオリティが低いわけではありません。しかし、難易度の高いホームページ作成や、管理・運用面まで任せたい場合は不安要素もあります。
そこで、おすすめなのが初期費用0円かつ月々のランニングコストがリーズナブルな「ホームページ.com」です。
アフターサービスも受けることができるため、検討してみてはいかがでしょうか。